アジア・太平洋戦争が終わってから今年は75年。敗戦直前の沖縄戦では、県民の4人に1人が激しい地上戦の中で亡くなった。あの史実をどう伝えるか。悲劇を繰り返さないためにも、戦争体験の継承は大きな課題だ。戦争体験者の高齢化が進み、体験を直接語ることのできる人はますます少なくなっている。このため、例えば、「ひめゆり平和祈念資料館」は2005年から「説明員制度」を始めた。体験者からの説明を追体験した若い世代が、来館者に解説する仕組みだ。ところが、来館者から「説明はわかりやすいけど、体験者の話と比べると重みがありませんでした」と言われることも。戦争を語り継ぐ課題とは何か。沖縄在住のジャーナリストでフロントラインプレスメンバーの当銘寿夫さんによるリポートです。
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